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  南部如月流茶道指南 三条みゆき その三十三



 蜘蛛屋敷の奥深く、  誇り高い茶道指南三条みゆきは、嫌らしい男の堅いものを背後から挿入される事など夢にも思わなかっただろう。   両手を縛られたままの後ろから挿入、 其れはプライドの高い女にとってはこれ以上ない程の最高の屈辱でもあったのだ。  
 あぁ、 いやっ、  ダメです、  絶対ダメです、  おっ、 お願いです、  あぁ、  先生、  お願いですから、     
 うぐゅっ、   うっ、 ううっ、   あぁ、 入ってくる、  あぁ、私の身体に入ってくるわ、  あぁ、 そっ、そんな、  あぁ、  この時理事長のテカテカに黒光りした男の肉棒が美しい三条みゆきのお尻の割れ目に突き刺すようにニュルッと挿入していったのだった。   
 あぁ、  うぐっ、 あぁ、 こっ、 これが男の人の、 これが男の人のモノなのかしら、  ああ、 大きいわ、 本当にこんなのが私の身体に、  あぁ、 イヤよ、  あぁ、 イヤよ、  美しい茶道指南三条みゆきは野獣のように後から挿入された恥じらいに衝撃を感じていたのだった。   
 うっ、  あぁ、 うっ、  う~ん、  あぁ、  先生、 だめです、  あぁ、  恥ずかしいです、  こっ、 こんな格好で、  こんな格好は恥ずかしいです、  三条みゆきはこの時、後ろから突き刺すような容赦のない理事長の攻めに、 女の恥じらいと堪えられない屈辱に唇を噛み〆めながら身体を震わせていたのだった。
 しかしみゆきは今源蔵が自分のお尻の方からおぞましい肉棒を挿入されながらも感じていたのだろうか。 快楽の中で妄想を見るように身体の奥底から湧き出す愛液を止める事は出来なかったのだろう。
 あぁ、 私もあの大自然の中のライオンやキリンさんのように背後から交尾されているんだわ。  人間も同じだから、私も大人だから、別にこの格好で交尾する事は恥かしい事ではないのかしらそ  それにライオンやキリンさんは生まれた時からシャワーなんか一度も浴びた事なんかないし、 それに比べたら私なんか、 みゆきは源蔵の責めを感受しながら自分を慰めるように思うのだった。
 むっ、ふっ、ふっ、  初心じゃな、  たまらん、  たまらん喜びじゃ、  源蔵は嬉しかった、 この美しい娘がいやっ、 いやっ、  と拒む言葉とは裏腹に自分の動きに合せて身体を揺らして応じている事が。  みゆきは自分の足を源蔵の足に絡めて〆付けていたのだ。   
 うむっ、  可愛いもんじゃ、  よしよし、  此れからじゃ、 此れからこの娘に女の喜びをたっぷりと教えてやるわ、 うっ、くっ、くっ、 たっぷりと、  たっぷりとじゃ、  源蔵は益々興奮するように三条みゆきの乳房を下から持ち上げるように揉み捲ったのだった。  
 さぁ、 どうじゃ、 さぁ、 此れでどうじゃ、  源蔵の硬い肉棒は激しくみゆきの溢れる泉の中でお互いの歓喜の喜びを果していたのだった。  
 しかしみゆきは源蔵のそんな責めに感じれば感じる程何か物足りなさも感じていたのだ。  あぁ、 何かしら、 何か違うわ、 
 みゆきは両手を縛られ顔をベッドに付けて下半身の喜びを感じていた。  しかし何か違うモノを感じていたのだった。  みゆきは上半身への喜びが欲しかったのかも知れない。  男と女が愛し合えばキッスをしながら両手を相手の背中に回して抱き合うのが本当の姿なのだろう、   しかし今のみゆきにはその一番大事な行為が無かったのだ。  両手を縛られたみゆきはそんな自然な事が出来なかったのだった。
 いくら源蔵が自分の乳房を弄ってもそれは違っていたのだ。 みゆきは無性に込上げてくる性の欲望に源蔵の背中に自分の両手を合せたかったのだろうか。  しかしそれは源蔵が好きになったからでは無い。 それはみゆきも理解出来ない身体からの込上げる淫乱の要求だったのであろう。  
 あぁ、 先生、  あぁ、  ううっ、  あぁ、 先生、  みゆきは絶頂の快楽がやって来る事を感じていたのだ。  みゆきはもう自分の身体を抑える事が出来なかったのだろう。  もう何もかも忘れて無我夢中で全身にこの快楽を求めたかったのかも知れない。
 あぁ、 あぁ、  先生、  あぁ、  うぐっ、  あぁ、 何かしら、  こっ、 こんな事、  私はこんな恥ずかしい事をされてるのに、  あぁ、 みゆきは分からなかった。   これ程恥ずかしい事をされているのに、  女のプライドをこれだけ傷つけられているのに、   誇り高い女、 三条みゆきはふっとあれ程拒んだ理事長のおぞましい蛇の頭のような硬い肉棒を自分の口に含みたい衝動に駆られたのだ。  あぁ、  もうダメ、  あぁ、 もうダメなのかしら、  あぁ、  もう知らないわ、  みゆきは後からグングン突上げられる快楽にベッドのシーツを噛みながらそんな妄想を考えてしまったのだった。   理事長は私の恥かしいお尻の穴まで舐めたわ。 それなら私だって、 みゆきが源蔵のおぞましい肉棒を拒んだ理由はみゆきの誇りと女の尊厳を踏み躙る行為と思ったからだ。  しかしそれは自分に対する言い訳だったのだ。  
 あぁ、  先生、 お願いです、 縄を解いて下さい、 何でもしますから、 
みゆきは思わず源蔵に言ったのだ。 
 うん ?  何、  何じゃと、  源蔵は驚いた、 何でもします、  うん、 何でもしますじゃと、  誇り高い茶道指南三条みゆきが予想もしなかった言葉を吐いたからだ。  みゆきはこの言葉がどれ程自分の運命を変える言葉か分っていたのだろうか、
 ふむっ、 分らん、  分らんもんじゃ、  源蔵はゆっくり身体の動きを止めたのだった。
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