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 南部如月流茶道指南 三条みゆき その八十五


 蜘蛛屋敷の奥深く、 三条みゆきの恥らいの言葉が静かに響いていた。

 若き茶道指南三条みゆきが源蔵の卑猥な指責めに等々耐え切れず恥ずかしい言葉を吐いていたのだった。 
 あぁ、 せっ、先生、 云います、 正直に云いますから、 あぁ、 もう、 もう許して下さい、 正直に云いますから、  ゴメンなさい、  正直に云いますから、  みゆきは恥ずかしさに搾り出すような震える声で心の奥に隠していた淫らな気持ちを吐き出していたのだった。
 ハッ、ハイ、 良かったです、 せっ、先生の足が良かったです、 あぁ、 先生の足が、  先生の足が、 みゆきは恥ずかしそうに源蔵のお腹の上に顔を埋めながら小さく応えたのであった。 
 うん ? 何、?  何じゃと、  みゆきさん、 よく聴こえんかったが、 良かったと云う事はどういう事じゃな? わしの足が良かったと云う事は気持ちが良かったと云う事か、 うん、 どうじゃ、 気持ちが良かったと云う事なのかな、 くっ、くっ、くっ、 源蔵は恥ずかしい言葉を吐く三条みゆきの心の内を楽しむようにわざとねちっこく問い質していたのだ。 
 あぁ~ん、先生、 そっ、そんな意地悪云わないで下さい、 もうそんな、 お願いです、 お願いですから、 もうこれ以上は云えません、 恥ずかしいです、 恥ずかしいですから、  お願いです、 もう許して下さい、 ゴメンなさい、 先生 許して下さい、 もう云いましたから、 もう正直に云いましたから、 
 みゆきは理事長の仰向けの身体の上で両足を開かれ尻の割目に指を差し入れられながら恥じらいに身体を震わせていたのだった。
 いやいや、 みゆきさん、 意地悪なんてとんでもない、 わしはみゆきさんの本当の気持ちを知りたいだけじゃ、 良かったんじゃな、 気持ち良かったんじゃな、 という事はさっき言った知りませんという話は嘘だったという事なんじゃな?  くっ、ふっ、ふっ、 源蔵はみゆきが恥らいながら赦しを乞う言葉を楽しむように訊き返したのだった。
 そっ、そんな、 嘘だなんて、 嘘だなんて酷いです! 嘘なんか云ってません、 せっ、先生、 そっ、そんな意地悪云わないで下さい、 嘘なんか云ってませんから! みゆきは源蔵の嫌らしい手に開かれた自分のお尻の割目を必死で隠す様に応えたのだった。     くっ、ふっ、ふっ、 初心じゃな、 可愛いもんじゃ、 源蔵はお尻に薄っすらと生えた産毛の上に汗を滲ませながら応えるみゆきに思った。
 あぁ、 其れは悪かった、 うん、うん、そうじゃな、 みゆきさんが嘘をつくような人で無い事はわしもよく分っておるから、 うん、うん、 冗談じゃ、 冗談で言ったんじゃから、そう悪く思わんでくれ、 源蔵はみゆきのお尻のワレメを愛しむ様に手で撫ぜながら言ったのだった。  
 そうか、 そんなにわしの足は気持ち良かったのかな、 なぁ、みゆきさん、  どうじゃ うん?  それじゃぁ、今度はどんな風に気持ち良かったのか教えてもらおう、 源蔵は執拗に言葉虐めを楽しむ様に云ったのだった。
 えっ、そっ、そんな、 どんな風になんて、 無理、 無理だわ、 そんな事云えない! ひっ、酷いわ、 先生、 もう話したのに、 無理よ、 絶対無理、 みゆきは身体を震わせながら黙ってしまった。  みゆきはこの時これ以上自分の淫らな気持ちを声に出して云う事には耐えられない程の恥じらいを感じていたのだろう。 
 女はふしだらに自分の感情を表に出してはいけないのよ、と母の厳しい躾けに今迄茶道指南として自分にも厳しく生きて来たみゆきだった。 それ故に自分の指南する茶道の門下生に対してもみゆきは自分の感情を表に出す事は決してなかったのだ。 みゆきはただひたすら純真に茶道の道を窮めていたのだった。  その様な女として気高く誇りを持って生きて来たみゆきには益してやそんな男と女の性義の戯言を自分の口から曝け出す事など到底出来る事ではなかったのだろう。 
ダッ、ダメよ、 もう云えない、 云えないわ、 そんな恥ずかしい事絶対云えないわ、 みゆきは思っていたのだ。 
  うん? みゆきさん、 訊いてる事にちゃんと応えるんじゃ、 正直に云うといったはずじゃろ、 ほら、 さぁ、みゆきさん、 話してくれ、 でないとほら、 又此処を、 ほら、此処をこんなふうに開いてやる、 みゆきさんの恥ずかしい処を開いてやるぞ、  さぁ、どうじゃな、  みゆきさんが正直に云ってくれるまでわしは止めんぞ、 さぁ、わしに教えてくれ、 さぁ、 みゆきさん、 前にも云ったはずじゃ、 此処での事は秘密じゃ、 二人だけの秘密じゃから何も心配する事など無いのじゃ、 さぁ、 みゆきさん、 じゃから教えてくれ、 どんな風に気持ち良かったのか、 みゆきさんの身体の何処が一番気持ち良かったのかな、 此処か、 此処か、 うん?  源蔵はまた指をみゆきのお尻の穴に入れる素振をしながら自分も熱く興奮していったのだった。  
 あぁ、イヤ、 イヤです、  あぁ~ん、 源蔵の耳に微かにみゆきの喘ぐ声が聴こえた。 分りました、 分りましたから、 云います、ちゃんと云いますからお尻は、お尻はヤメて下さい! あぁ、 お願いです お尻の穴が、 みゆきはお尻の穴をギュッと〆ながら応えたのだった。
  くっ、くっ、くっ、 源蔵の眼にはそんなみゆきの可愛い尻の穴がピクピクと疼いているのが丸見えに見えていたのだ。 
初心じゃな、 可愛いもんじゃ、 源蔵は頭の中にあのベッドの上で無理やり着物を脱がしみゆきのお尻の穴を初めて見た時の事を思い出していた。  あの時みゆきは恥ずかしさに涙を流し必死で尻の穴を閉じて抵抗していたのだった。 だが今眼の前に見えているみゆきのお尻の穴は其の時よりも源蔵のおぞましい指を柔らかく受け入れる程に変わっていたのだった。 
 うん、うん、  女の身体も変わるもんじゃな、 そんな思いに浸っていた時また源蔵を呼び覚ますようにみゆきの小さな声が聴こえて来たのだった。  
 うん、 みゆきさん、 何? よく聴こえなかったが?  うん、 そうじゃ、このピアノの音が邪魔じゃ、 源蔵はこの部屋に美しく流れるラッセルのピアノコンチェルトの演奏を何の躊躇いも無く止めた。  源蔵はみゆきの恥らいの言葉を邪魔される事なくじっくり聴きたかったのだろう。 だが源蔵の狙いは其れだけでは無かったのだ。 この場の静粛は誇り高い茶道指南三条みゆきの女としての恥の淫欲を余計に掻きたてていたのだった。  冷たい地下室に云い様の無い静粛が流れたのだ。
 当然みゆきにもこの恥辱の部屋が一瞬にして完全な静粛に変わってしまった事は感じてた。  しっ、静かだわ、  あぁ、 本当に静かだわ、 こっ、こんな処で自分の気持ちを白状しなければいけないの、 いっ、いやよ、 いやだわ、 あぁ、恥ずかしい、 恥ずかしいわ、 みゆきは突然の静けさの緊張に身体を硬直させていた。 だがこの時不思議な事にみゆきはあの恥じらいに必死に音楽を求めた時の様な事はなかった。 何故か今のみゆきは源蔵が音楽を止めた事に何の抵抗もしようとは思わなかったのだ。  みゆきは驚く事に其の時静粛に恥ずかしいと云いながらも其の羞恥の快楽に自ら求める様に寄り一層身体を熱くしていたのだった。
 此れこそが源蔵の狙いだったのだろうか、 静粛がみゆきの身体を燃えさせる事を源蔵は分かっていたのだ。  横たえた大きな銀の椅子の上で折り重なった源蔵とみゆきの微かな息吹きが聴こえるだけの静粛の部屋に不思議な興奮を齎していたのだった。
 ふっ、ふっ、ふっ、 う~ん、静かじゃ、此れで良い、 此れなら良く聞こえるわ、 さぁ、 其れじゃぁ、みゆきさん、 もう一度ハッキリ話してもらおう、 どうじゃ、 わしの足はどんなふうに気持ち良かったんじゃな? 
 源蔵の嫌らしい声は前面に張られた鏡に反射し静粛の部屋に響き渡っていた。 今迄流れていたラッセルのピアノコンチェルトの美しい旋律が消えた服従の部屋に源蔵の低い声がみゆきの耳に突き刺すように聴こえていたのだった。
 其の悪魔のような源蔵の声にみゆきは心臓をドキドキさせていた。 源蔵の嫌らしい質問に声を出して答える事は自分の心の中のふしだらな心の内を全てこの理事長に知られてしまうという思いを感じていたからだ。 
 いやよ、 そんなのいや、 みゆきは隠しておきたい自分の気持ちを理事長に知られてしまう事を怖れていたのだった。     
 ただ其の恥ずかしい言葉を吐いた時みゆきは自分でも信じられないように何故か身体が熱くなる事も同時に感じるのであった。 みゆきは源蔵の指責めに恥らいの言葉を振り絞るように吐いた其の時不思議なエクスタシィーを感じていたのだった。 何かしら、 何でこんな気持ちになるのかしら、 もっと聞いて欲しい? 理事長に私の淫らな心を? まっ、 まさか、 そんな事って、 みゆきは気持ち良かったと云う言葉を発した時何故か身体の中がゾクゾクと疼くように熱くなるそんな信じられない思いを感じていたのだった。  
 其れは今迄心の奥底に隠していた淫辣な感情をまるで毒物を吐き出すように理事長の前に曝け出した爽快感から来ているものだったのだろうか。 みゆきにも其の時自分の下半身を愛液で濡らす様なドクドクと込上げてくる欲情が何なのかは分らなかった。  この時みゆきは源蔵の熱い身体の上で何か抑え隠していた熱い感情がプッツンと切れてしまう思いに捉われていたのだ。
 あぁ、 何かしら、 こんな気持ちになるなんて、 あぁ、 もっ、もう、 ダメなのかしら、 隠してもダメなのかしら、 あぁ、 云う、 云うわ  先生に話すの、 話したい、 恥ずかしい気持ちを聞いて欲しい、 もうどうなっても良いわ、 私は冒険したんだから、 この時みゆきの心は性の欲望に完全に乱れ堕ちていたのだろうか。  
 だが源蔵はみゆきがそんな淫らな感情に堕ちる事などとっくに見抜いていたのだった。 気品に気高くプライドの高い女ほど其の心の内を暴かれた時の衝撃は途轍もなく深いものなのだ。 幾度も恥じらいに言葉を拒む三条みゆきに何度も何度も執拗に問い質していたのは源蔵なりの経験から来るものだったのだろう。    
 源蔵の指が再びみゆきの綺麗に剃られた割れ目の中にヌルッと差し入れられた瞬間みゆきは今迄押さえていた感情を一揆に爆発するように大きな声を発したのだった。 
 あぁ、 先生、 きっ、気持ちが良いです、 そっ、其処が、 其処が気持ち良いです、 其処が気持ち良いです、 あぁ、 先生、 先生、 すごく、 すごく気持ちが良いです、 
みゆきは静粛の中、自分自身の発する大きな声にまるで自らふしだらな快楽を求める様に興奮していた。 其れはまるで巨大なダムに鬱積していた水が堰を切ったように三条みゆきの心の恥密を曝け出し欲情の叫び声がこの服従の部屋に鳴り響いていたのだった。  あぁ~ん 先生、 いいです、 すごく良いです、 きっ、気持ちが良い、 気持ちが良いです、 
 くっ、ふっ、ふっ、 やはりじゃ、やはり思った通りじゃ、 あれ程恥ずかしいと拒んでいた三条みゆきがわしの前に尻を振りながら自分で気持ちが良いと声を出して感じておる、 わしに聞かせる様に自分で大きな声を出しながら感じておるわ、
  源蔵は自分のネチネチした嫌らしい質問に等々気高いプライドも忘れ情欲に溺れるように身体を喜びに震わせる三条みゆきが嬉しかった。 
 そうか、そうか、 みゆきさん、気持ちがいいか、 気持ちが良いんじゃな、 此処が、 此処がそんなに気持ち良いんじゃな、 源蔵はみゆきの濡れたひだの中に二本の指を突き入れながら夢中で舌を伸ばし尻のワレメに吸い付いていった。
 あぁ、 あぁ~ん、 せっ、先生、 先生、 気持ちが良いです、 気持ちが良いです! みゆきはお尻を振りながら益々喜びに溢れるようにこの静粛の地下室に響き渡っていた。 なんと云う事だろう、源蔵の嫌らしく伸ばした舌はみゆきのお尻の穴にまで達していたのだろうか、 三条みゆきの喘ぎ声が一段と大きく源蔵の耳を喜ばしていたのだった。
 よし、よし、 みゆきさん、 其れでいいんじゃ、 其れでいい、 何も遠慮する事はない、  もっと自分の気持ちを曝け出すんじゃ、  もっと素直になって自分の気持ちをわしの前に曝け出せば良いんじゃ! この時源蔵の毒蜘蛛の触手のような指と舌はみゆきの女の三つの穴を執拗に責めていた事は云うまでも無かっただろう。 
 よしよし、其れじゃぁ 今度は其のまま足を開きなさい、  足を開いてくれたらもっと気持ちよくさせてやるからな、 わしにみゆきさんの恥ずかしい処をじっくり見せてくれ、 さぁ、  自分から足を開いて、 さぁ、 みゆきさん、 自分で足を開いてわしに見せるんじゃ、 源蔵はみゆきの太ももを抱えるように持ち上げみゆきに自分から足を開くように促がしたのだ。 
 ハッ、ハイ、 ハイ、 みゆきは源蔵の求めに応えるように小さく返事をした。 源蔵の顔の眼の前に今迄必死に閉じていた両足をゆっくり力を抜いて開いていったのだ。  せっ、先生、 こっ、此れで良いですか、 此れで良いですか、 みゆきは恥ずかしそうに足を源蔵の眼の前に開いていったのだ。  
 よし、よし、 そうじゃ、 何も心配する事はない、 其のまま足を開いてこの肘掛に膝を掛けなさい、 そしてもっと尻を持ち上げてわしの眼の前にみゆきさんの一番恥ずかしい処をよく見させてくれ、 源蔵の嫌らしい命令に女の誇りもプライドも棄てたかのように三条みゆきはまるで可愛い子猫のように素直に美しい両足を自ら開いていったのだった。

 静粛に包まれた服従の部屋、 源蔵の顔の眼の前に恥ずかしい股間を自ら曝け出した美しい茶道指南三条みゆきだった。 蜘蛛屋敷の奥深く、源蔵の偏屈な性癖に若き茶道指南三条みゆきは自ら堕ちて行くのであった。 
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