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 南部如月流茶道指南 三条みゆき その八十三



 蜘蛛屋敷の奥深く 涙に心を揺らす三条みゆきの耳に電動モーターの鈍い音がまるでラッセルのピアノコンチェルトのヒッチェのように聴こえていたのだ。

 狂喜に股間を昂らせた源蔵の卑猥な要求に毒蜘蛛の罠に掛かった美しい蝶のように三条みゆきもその不気味な音から遁れる事は出来なかったのである。
 柔らかい素肌を曝け出し真っ白な裸体を恥ずかしげに理事長の股間に顔を埋めるように泣いていた三条みゆきだった。 だがそんな三条みゆきの泣き声を掻き消すように源蔵の座る銀の椅子がゆっくりと低い音を立てながら下がっていったのだ。 
 ふっ、ふっ、ふっ  本当に困ったもんじゃ   源蔵も椅子に備えられたスイッチを操作しながら如何にこの誇り高い茶道指南、三条みゆきに己の卑猥な欲望の武者魂を満足させられるか思案の為所だったのだろう。
 偏屈に捻れた性儀の中、恥じらいを隠す様に絶頂に達した女には時として急速に降り堕ちる思わぬ邪念に囚われることが有るのだ。 源蔵が最大の歓喜の前に一瞬、まずい!と心した試練が脳裏に浮かんだ事は当然だったのであろう。
 しかし源蔵には焦りはなかった。 其れどころか源蔵はみゆきが自分の足で淫乱に堕ちた事が嬉しかったのかも知れない。  うむっ、 そうじゃ、 此れは丁度良いかも知れん、 この無礼にもプライドの高い茶道指南三条みゆきの心の奥に隠した女の淫恥を全て曝け出させてやる!  うん、うん、 そうじゃ、 わしの前に全部曝け出させてやる、 全部曝け出してやるんじゃ!  凄まじく偏屈な性格に股間を熱く燃え滾らせ加虐の悦びに源蔵は思ったのである。
 其れは女の身体を知り尽くした源蔵の経験からの自信から来ているのだろうか。 源蔵は冷静だった。 女の流す涙には限りなく男を惑わすいくつもの理由が有るものだ。 悲しい涙、喜びの涙、恥らいの涙、嘘の涙、騙しの涙、そして理由も無く流れ出る涙、 三条みゆきの流した涙は何の涙なのだろうか。
くっ、ふっ、ふっ、いくら泣いてもわしにそんな涙なんか通用するものか! 泣きたければもっと泣けばいい、 じゃがそんな涙がわしを悦ばせるんじゃ、  うっ、くっ、くっ、  よし、よし、 此れで良い、 さぁ 準備は出来た。 源蔵はスイッチからゆっくり手を離し自分のお腹の上で身体をピッタリしがみ付く様に泣いているみゆきに声を掛けたのだ。
 みゆきさん  ちょっと疲れたかな  よしよし、其れじゃぁ 足をちょっとこっちに向けなさい。 源蔵は優しく声を掛けたのだった。  暫く沈黙の間に、 えっ、 ハッ、ハイ、  そんな優しそうな理事長の声に促されたのであろうか、 みゆきは素直に足を理事長の頭の方に向けたのだった。  だが理事長の顔に向けて足を向ければ自分のお尻を見られる事は分かっていただろう。 しかしみゆきも自分の泣き顔を見られる事の方が今は恥ずかしいと思ったのだろうか、 小さく返事をしながら顔を隠す様に足をゆっくり理事長の横たわった椅子に近つけていったのだ。 みゆきは其の時余程自分の泣き顔を理事長に見せたくなかったのだろう。 両手を源蔵の太ももの上にしっかり置きながら足をずらしていったのだった。
 ふっ、ふっ、ふっ、 来た、来た、 可愛いもんじゃ  源蔵の眼にみゆきの綺麗なお尻が自分の眼の前に突き出されるように見えていたのだ。   あっ、 先生に見られる、 あぁ、 だめっ、 みゆきも理事長が見ている事に気が付いたのか咄嗟に手でお尻の割れ目を隠す素振りをしたのだ。 
 だが其の時だった。
 アッ、 なっ、何を 何をなされるんですか、 みゆきは驚いた。 理事長が屈むようにスラッと伸びたみゆきの左足を持って抱えようとしたからだ。  イヤッ、イヤです  先生、 あっ、足が開いてしまいます、  ダメッ、ダメです、 はっ、離して下さい、 何をなされるんですか  お願いです、 恥ずかしいです、 みゆきは理事長が何をしているのか一瞬分らなかった。  ホラッ、 みゆきさん 何も心配せんでも良い 少し楽をさせてあげようと思ってるだけじゃ、そらっ、力を抜きなさい、 心配ない そら、何も心配ない  よいしょっと  源蔵は何を思ったのかみゆきの左足をギュッと持ち上げて自分の横になったお腹の上に其のみゆきの身体を覆いかぶせる様に足を跨がせたのだった。 
 えっ、 そっ、そんな、 イヤッ、イヤ はっ、恥ずかしいです  先生、 こっ、こんな格好は 恥ずかしいです
みゆきは一瞬にして横たわった理事長の顔の眼の前に恥ずかしく足を開かれた驚きに自分が泣いていた事も忘れて恥じらいに身を縮じませたのだ。
 むっ、ふっ、ふっ、 初心なもんじゃ 源蔵の眼の前にはみゆきの開かれたお尻の割れ目がハッキリ見えていたからだ。 そう、源蔵は楽にさせてあげようと云いながらみゆきの身体を自分の身体の上に頭を逆さに乗せたのだった。 
 源蔵が背中を倒すように座っていた銀の椅子を低く下げたのも其の為だったのだろう。 みゆきの身体は拒む隙もなくアッという間に源蔵の仰向けの身体の上に恥ずかしい格好を曝されてしまったのだった。
 イヤッ、イヤです、先生  酷いわ こんなのイヤです 恥ずかしいです  先生  イヤです 許して下さい みゆきは頭とは逆さの身体の上で身を捩じらせていたのだ。 みゆきの眼の前には源蔵のおぞましい男のモノがハッキリ見えていたのだ。  逆にみゆきの股間は源蔵の顔を挟むように開かれていたのである。 みゆきは其の身体の上でうつ伏せに開かれた足を必死で閉じようとしていたのだった。 だが身体を揺らせば揺らすほど源蔵の眼の前に足を開かれ曝け出したお尻の割れ目が丸見えに見られた醜態にみゆきはどうする事も出来なかった。
 あぁ、 せっ、先生、 そっ、そんな、 イヤです、 先生、 お願いです、 イヤです、 イヤです、 恥ずかしいです、 みゆきは源蔵の熱い身体の上に顔を埋めるように叫んでいた、
 みっ、みゆきさん 大丈夫じゃ、何も恥ずかしがる事はない。 落ち着くんじゃ さぁ 何も恥ずかしがる事はない  さぁ、力を抜きなさい、 力を抜いてもっと素直になるんじゃ! 大丈夫じゃ、 何も心配ない。 源蔵は必死で遁れようと足掻くみゆきの足を自分の顔の前に力強く引き寄せながら云ったのだった。 
 ふっ、ふっ、ふっ、 逃すものか! 綺麗な足じゃ たまらん たまらんわ 本当に綺麗な足じゃな う~ん 匂いもいい いい匂いじゃ 此れも女の匂いじゃな  源蔵はみゆきの震える足を抱きかかえながら舐め廻す様に自分の鼻に三条みゆきのお尻を押し当てていったのだ。
 みゆきは嫌らしく自分の足を押さえつけ無理やり顔を近付ける源蔵に足を精一杯閉じて抵抗するしかなかったのだろう。 
 イヤッ、 せっ、先生  イヤです  イヤです  こっ、こんなのイヤです  恥ずかしいです 恥ずかしいですから  みゆきは信じられなかった、 みゆきの身体は頭を理事長の嫌らしい股間の前に素肌をピッタリ合わせられるように乗せられてしまっていたからだ。 
 みゆきは源蔵の熱く燃えるお腹の上に乳房をつける様に身を捩じらせ身体を震わせていた。
みゆきさん どうじゃな この方がわしに顔を見られんで済むんではないかな、 源蔵はみゆきを落ち着かせるように足を軽くさすりながら言ったのだった。 
 そっ、そんな、 先生 ダメです  こっ、こんな格好では おっ、お尻が 先生にお尻を見られてますから イヤです お尻が見えてますから 恥ずかしいです あっ、あのバスタオルを あのバスタオルを掛けて下さい、 お願いです、この侭では恥ずかしいです、 ちゃんとします ちゃんとしますから  みゆきは必死で自分の手を背中に伸ばしお尻の割れ目を隠しながら床に置かれていた白いバスタオルを指差して云ったのだった。 
 ふっ、ふっ、ふっ、 今更遅いわ 自分だけ先にイッた罰じゃ さぁ、見ておれ 今に気が狂うほど責めてやるからな! そうじゃ、この眼の前に見えている恥ずかしい尻の穴までじゃ この尻の穴まで思いっきり開いて責めてやるんじゃ! 許さん 思いっきり責めてやる 思いっきりこの尻の穴を責めてやるんじゃ! 源蔵は下半身の雄叫びを奮い立たせるように巳を鼓舞していったのだった。 
 あぁ、そっ、そんな  どうしよう どうしようかしら  みゆきは源蔵の身体の上でどうしていいのか分らなかった、源蔵に両足を押さえられ身体に力が入らなかったのかも知れない。 ただ余りの驚きと恥ずかしさにその時絶頂の夢から覚めた涙は消えていた。
 ふっ、ふっ、ふっ、 みゆきさん 何も恥ずかしがる事はない そうか、みゆきさんはこんな格好は初めてなのかな、  源蔵は嬉しかった。 何にしても女の初めての経験と云うものは良いもんじゃ
 震えておる、 みゆきが震えておるわ  むっ、ふっ、ふっ、 可愛いもんじゃ  源蔵は眼をギラギラ輝かせピッタリ合わされたみゆきの身体から伝わる微かな震えに思ったのだった。 源蔵の眼の前にはしびれる様な真っ白な太ももが顔を挟むようにして恥ずかしい股間が丸見えに見えていたのだった。 当然其処にはツルツルに剃られたまるで幼い少女のようなワレメと可愛いお尻の穴も見えていたのだろう。 気品溢れる茶道指南三条みゆきが必死で其の震える足を恥じらいに閉じようとしていた事は当然だったのだ。
 くっ、ふっ、ふっ、 何を今更悩む事などあるものか、 ちゃんと自分でしますと言ったんじゃ さぁ、見ておれ 足の次はこのわしの舌と指で狂うほど責めてやるわ! さぁ、 もう許さんぞ 許すものか! 今度は一緒にいくんじゃ わしと一緒にいくんじゃ!  源蔵は必死で其の恥ずかしく開かれた尻を手で隠しバスタオルを求めるみゆきを無視するように真っ白な太ももにネットリと舌を這わせていったのだった。 

 此れが歓喜を求めて昂る源蔵の股間の前で涙を見せた茶道指南三条みゆきへの源蔵の答えなのだろうか。 一度イッた女を又熱く燃え上がらせる為にはこの淫らな格好に曝して責めるしかなかったのかも知れない。
源蔵の唾液に濡らされた毒蜘蛛の様な艶かしい舌が誇り高い茶道指南、三条みゆきのお尻の穴を目掛けて怒涛の如く突き進んでいくのであった。 
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