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 南部如月流茶道指南 三条みゆき その七十六



 あぁ~ みっ、みゆきさん、  あぁ~良いもんじゃ、 良いもんじゃ、 あぁ、みゆきさん、 ほっ、本当に、 本当に最高じゃ、 うっ、うお~ うわっ~    
 こっ、此れじゃ、 こっ、この気持ち、 此れこそわしが待ち望んでいたモンじゃ、 あぁ、 初心じゃな、 息が熱い、 息が熱いわ、 嬉しい、 あぁ、 嬉しいもんじゃ、
  くっ、くっ、くっ、 きっ、気持ちが良い、 あぁ、 初めてにしては立派な所作じゃな、 本当に立派な所作じゃ、 
 うん、うん、 本当に美しい所作じゃ、   蜘蛛屋敷の奥深く、源蔵の歓喜の雄叫びが冷たい地下室に響き渡っていた。
 南部如月流の美しい茶道指南三条みゆきが理事長たる源蔵の剥き出しの股間に纏わり付きまるで小猫が餌を漁る様に顔を埋めていたのだ。
 あぁ、 ふぅっ  ねぇ、 せっ、先生、 こっ、此れで良いんですか、 先生、 此れで良いんですか、 みゆきは真っ白に盛り上がる乳房を源蔵の太ももの前に曝け出し我を忘れていた。 美しいピアノコンチェルトの響きに恥じらいを打ち消す様に無心で源蔵の股間に聳え立つ下半身を自分の舌で舐めていたのだ。
源蔵は何とも云えぬそのヌュルッとした初心な感激の喜びに身体を全身に捩じらせ唸りを挙げていたのだった。
 みゆきは本当に初めてだった。 
こっ、此れが男の人の、 みゆきは源蔵が自分を覗いていないか眼をキッと上に向けながら其の男のモノをまじまじと見たのだ。 もしそんな端たない自分の姿を理事長に見られていたら恥ずかしくて絶対出来なかった事だろう。 みゆきの手は源蔵の膝の上で震え心臓は乳房を揺らすようにドキドキと興奮していたのだ。 
 源蔵の小さく可愛かったプリンスバナナはみゆきの眼の前でまるで魔法の様に一瞬にして巨大な鬼松茸の如く変身し見事に驚くほどの大きさに成長していたのだった。
みゆきは源蔵の剥き出しにそそり立つ巨大な鬼武者のような兜を眼の前に見ながら思ったのだ。 此れが男の人の本当の自然の姿なのね、 すっ、凄いわ、 本当にすごい  其れなら私だって恥ずかしくないわ、 恥ずかしくなんかない、 恥ずかしくなんかないわ、 みゆきは口の中に溜まった唾を押し殺すように飲み込みながら思った。 ラッセルのピアノコンチェルトの音色が美しく聴こえる中もう茶道指南三条みゆきに躊躇いは無かったのかも知れない。
 先生、見ないで下さい、 絶対見ないで下さいね、 良いわ、するわ、 私はするの、 私にだって出来るもの! こうすれば良いんでしょ、 ねぇ、先生、 こうすれば良いんでしょ、 みゆきは一人つぶやく様に大きく息を吸って真っ白な裸体の動きを止めた。 先生、 いきますよ!
 次の瞬間だった、 みゆきはついに震える左手に源蔵のモノをギュッと握ったのだ。 そして静かにピアノコンチェルトの旋律に合わせる様に小さく舌を伸ばして行ったのだ。  
 あぁ、 せっ、先生、 見ないで、 絶対私を見ないで下さいね、 こんな私なんか見られたくない、 みゆきは恥じらいに心臓をドキドキさせていた。 グロテスクに動く蛇の頭のような源蔵の肉棒はついにこの時歓喜の如く其の美しく濡れる待望の舌を迎え入れたのであった。
 あっ、熱いわ、 なんて熱いのかしら、 すごい、 すごいわ、 あぁ、 此れが男の人の、 此れが男の人なのね、 みゆきは震える舌を源蔵の肉棒の先端に当てた瞬間初めて男の性の十字架にキスをする様に大人の体験をしたのだった。 
 蜘蛛屋敷の奥深く、この時歴戦の勇士ともあろう源蔵もその時全く異なる異様な衝撃を受けていたのであった。
みゆきの唇から伸びた舌が源蔵の亀頭に触れたその瞬間だった、うわっ、 うっ、おぉ~、 うぎゃぁ~ おぉっ、 何じゃ、 何じゃ、 あぁ、 すっ、すごい すごいもんじゃ~  
まさに其の時、源蔵の大地を揺るがす程の大きな声がみゆきの耳にも聴こえたのだ。 其れはこの服従の部屋に流れるピアノの音を完全に掻き消す程大きな音だった。 まぁ、 せっ、先生が、 先生がこんな大きな声を出すなんて信じられない、 まさか先生は私に恥ずかしい思いをさせる為に大袈裟な演技をしてるのかしら、 みゆきは源蔵の雄叫びに唖然と驚くしかなかった。
 そうだわ、 きっと演技をしてるんだわ、 きっとよ  酷い、酷いわ、 せっ、先生 そんな意地悪しないで下さい、 先生 本当に恥ずかしいですから、 みゆきは思った。
 しかしその演技かもしれない大きな源蔵の声にみゆきも自分の心の中にあった恥じらいまでが天のかなたに飛んで行く思いを感じていた。
 何て人なのかしら、 此れも理事長の優しさ ? まさか、 みゆきには分からなかった。 だがそんな源蔵の大袈裟な声にみゆきの恥じらいの気持も自然に和らいでいった事は確かな事だったのだろう。
 その時だった、  えっ、 何? そっ、そんな、 みゆきの手に握られていた源蔵のモノが手の中で大きく暴れるのを感じたのだ。  すっ、すごい、すごいわ、 みゆきは左手に握った源蔵の蛇の様な長い胴体の肉棒がグロテスクにヌルヌルと力強く反り返りながら何かを要求しているのを感じたのだ。  どっ、どうしよう、どうしようかしら、 みゆきは又胸をドキドキさせたのだった。
 あっ、 こっ、こんなに  あぁ、熱いわ、 すごく熱い、 みゆきは源蔵の下半身がドクドクと脈打つ様に硬く大きくなっている姿を見ながら自分も興奮していた。  こっ、此れがそうなのね、 動いてる、 本当に動いてるわ、 みゆきはあの女性誌に書いてあった記事を思い出していた。 あぁ、 本当にすごいわ、 こっ 此れが  すっ、凄く硬いわ、 こんなになるなんて、 ダメよ、 ダメ、 動かないで! 分ったわ、 分ったから、 お願い、 そんなに暴れないで、 今からちゃんとしますから、 みゆきは自分の握った手の中で暴れ狂い反抗する悪戯な肉坊を両手で力強く押さえつけた。 お願い、 お願いだから静かにして下さい、 ちゃんとしますから、 もういいわ、 もういいの、 みゆきはいくの 先生、みゆきはいきます、、先生 いきますよ!  みゆきは心臓をドキドキさせながら自分の心に何度もつぶやいた。そしてそっと口を開け震える舌で男のモノを舐めたのだった。
 あぁ、 来た、 来た、来たぁ、  う~ん、 いい、 良い、 いいもんじゃ、良いもんじゃ、  みっ、みゆきさん、 あぁ~みゆきさん、 あぁ、 みゆきさん、ありがたい、 ありがたいもんじゃ、 源蔵は嬉しかった。 
 源蔵の歓喜に女の恥じらいも忘れたかの様なみゆきの裸体はねっとり濡らした舌で絡み付いていったのだ。みゆきの唾液で濡らされた舌が容赦なく源蔵の亀頭に襲い掛かっていったのだった。 源蔵がありがたいと云った言葉は嘘ではないだろう。 源蔵はこの誇り高い茶道指南三条みゆきが自分の意思で猛り狂った亀頭を舐めてくれた事が本当に嬉しかったのだ。
 うぎゃ、 おぉ~ あぁ~  みっ、 みゆきさん、 きっ、気持ちが良い、 あぁ、みゆきさん、 おっ、おぉ~ 源蔵は歓喜の喜びに何度も何度も雄叫びを挙げたのだった。 
 天井の鏡に写しだされたみゆきの真っ白な裸体が源蔵の股間の上で蠢いている姿が源蔵をいっそう興奮させていたのだ。
 うぎゃ~ うぎゃ~~  何という、 あぁ、 何と気持ちが良いもんじゃ、 あぁ、嬉しい、 嬉しいもんじゃ、 源蔵は驚くほど素直に全身に喜びを感じるように大声を挙げていた。 人の噂に冷酷で偏屈な人間と呼ばれた源蔵もこの美しい三条みゆきの前では子供よりも純真な一面を曝け出していたのかも知れない。 だがその時みゆきが理事長が大袈裟な演技をしていると疑いを持って舐めていた事など源蔵には知る由も無かっただろう。
 先生、 もっと静かにして下さい! みゆきは源蔵の悪戯な肉坊を揺らしながら堪らず茶道修練の門下生を指導するような声で言った。 
 先生、そんな大きな声を出したら美しく流れているラッセルのピアノコンチェルトが聴こえませんから、 
みゆきは大きな声で身体を捩じらせて喜ぶ源蔵にわざと嫌味を込めて言ったのだった。 
だが本気ではなかった。みゆきはそんな子供の様に大声を挙げて喜ぶ源蔵を呆れる様に可笑しく心に笑っていたのだ。
 う~ん、 みゆきさん、 そんな静かになんて言わんでくれ、 わしにこんな大きな声を出させているのはあんたの所為じゃぞ! 
 みゆきさん、あんたはシルクシソーラーと云う言葉を知っているかな、 えっ、シルクシソーラーですか、 何ですか、 知りません、 初めて聞く言葉ですが、 みゆきは応えた。
 う~ん、 やっぱりそうか、 みゆきさん、 驚かんでくれ、あんたはひょっとして其のシルクシソーラーかも知れんでな、 源蔵は言った。
えっ、先生、 私がシルクシソーラーですか、 其れって何ですか、みゆきは不思議そうに聞き返した。
 うん、 うん、 そうじゃ、 此れは日本では余り知られて無いが簡単に言えば絹の舌を持った人間の事じゃ、 源蔵は言った。 えっ、絹の舌、 そうじゃ、 日本人でこの舌を持つ者は殆どいない為に知られてはいないが欧米人にはおよそ100万人に一人ほど存在しているといわれる特殊な舌を持った人間の事じゃ、 わしはベッドの上であんたとキッスをした時に感じていた事じゃが今みゆきさんがしてくれた事で確実に分った事じゃ、 源蔵は言った。 
 えっ、今した事?  いっ、今した事って、 イヤッ、イヤです、 そんな恥ずかしい事言わないで下さい、 酷い、 酷いわ、 そんな今した事だなんて、 みゆきは自分の舌で源蔵の亀頭を舐めた事を言葉に出され恥ずかしかったのだろう。
 いや、いや、 みゆきさん、此れは大変な事じゃぞ、 そんな恥ずかしがる事ではないんじゃ、 あのフランスの伝説的なワインソムリエのジャン・ジュベーヌを知っているかな、 彼がどんな無名なワインの産地や年代も一口飲んだだけで当てられた事もシルクシソーラーにあったと言われておるのじゃ、 シルクシソーラーは通常の人間の二倍の舌背を覆っている糸状乳頭で出来た舌を持った人間の事なのじゃ、 みゆきさんがもし其のシルクシソーラーなら味覚には相当敏感なはずじゃがどうじゃな、 源蔵は訊いた。  ハッ、ハイ、 味はよく分ります。 お茶の味も、 小さい時から私の母も時々驚いていましたから、 みゆきは自分の才能を源蔵に指摘されて初めてその存在を知るのだった。 
 おぉ、 そうじゃろう、やっぱりそうじゃろう、 うん、うん、 此れは恐れ入ったもんじゃ、それじゃぁ、いくらわしが闘茶の勝負をしてもみゆきさんには誰も勝てんかも知れんわ、 源蔵は笑った。
 えぇっ ? 本当かしら?  私の舌がそんな風に出来てるなんて、 しかし今のみゆきは自分にそんな特殊な能力が有ると突然指摘されても戸惑うしかなかった。 みゆきは今夢中で源蔵の下半身に舌を伸ばしていただけなのだから。 ただ源蔵も本当を云えば今そんな話をするつもりはなかったのだ。 この話はもっと落ち着いた場で自分の博識を自慢できるような場でしようと考えていたのだった。
 だが源蔵はみゆきの静かにと言う言葉に普通の女の舌触りとは明らかに違う異次元の感触にそんな余裕も無く思わず言葉を発してしまったのだった。 其れはシルクシソーラーと言う言葉に表されているように通常の二倍の糸状乳頭に絹の舌にマッタリとした歓喜の舌触りを感じたからだった。
そんなシルクのような舌で舐められたらどんな男でも大声で叫ぶに決まっているわ! みゆきさん、あんたは最高の茶道指南じゃ、 源蔵はみゆきの肩を撫ぜながら歓喜の喜びを味わうように言ったのだった。 源蔵はそれ程嬉しかったのだろう。  
 何と云う事じゃ、 何と気高い所作じゃ、 こんな気持ちの良い所作は生まれて初めてじゃ、 あぁ、嬉しい、 幸せじゃ、 あぁ、 わしは世界一幸せもんじゃ、 あぁ、 たまらん、 たまらん幸せじゃ、 源蔵の下半身もみゆきの絹舌の感触に亀頭をこれ以上無い程熱く昂らせて満足そうに喜んでいた。 
 理事長の云った事は本当かしら、 と云う事は理事長があんな恥ずかしく大きな声を出して喜んでいたのは演技じゃなかったと云う事なのかしら、 そっ、そんなに私の舌が?  みゆきは思い返していた。
 みゆきは自分の舌がそんな特殊な舌で出来ていること等全く知らなかったのだ。 ただ今のみゆきは逆に自分の舌の動きに合わせて理事長が雄叫びを挙げ感激に身を捩じらせていた事を不思議に感じていただけなのかも知れない。 
 みゆきは約束通り源蔵の下半身にそそり立った鬼松茸の様な卑猥な鬼武者を自分の絹のような滑らかな舌で優しく舐めていったのだ。 其れはみゆきにとって生まれて初めての恥乱に悶絶する羞恥な体験だったのだろう。  新茶道への改革案を持って純粋に理事長を説得する為にこの屋敷を訪れた若き茶道指南、三条みゆきにはまさか自分が其の理事長とこんな淫乱に卑猥な体験をする事など想像すら出来なかっただろう。
 
蜘蛛屋敷の奥深く、源蔵の喜びは頂点に達していくのであった。
 
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